Koike lab.とは何か。

こんばんは、嫁です。
今日は年始の抱負に続いて、脳内棚卸しをしたいと思います。

 

Koike lab.って何屋なの?

何屋?っていう概念が昭和だよね、っていう時代ではあるのでそれにかまけて言語化せずに来ましたが…
整理のために可能な限りの言語化にチャレンジします。
ちなみに税務署に相談した結果、事業所としては「その他サービス業」になっています。。

テーマ

開業以来ずっと「食で人生の基礎を、写真で人生に付加価値を」をテーマにしているわたしたち。
農業は、可能な限りの安心安全はもちろんですが、食料供給という観点を忘れないでいること。ひとりでも多くのひとの食を支えること。
写真は、それそのものを多く確実に残して行く記録性を重要視する点はもちろんですが、ひとりでも多くのひとの人生の付加価値になることを目指しています。「しあわせ」とか「笑顔」とかではなく「付加価値」なのは、人それぞれの価値観の中で、それぞれを肯定するために選んだ言葉です。しあわせになりたいから生きてる、ってひとも。笑顔になりたいから生きてる、ってひとも。お金持ちになりたいから生きてる、ってひとも。美しく死にたいから生きてる、ってひとも。色んな価値観にとっての付加価値になる写真を生み出します、という決意です。

「人生」という言葉はキーワードになると思っています。

事業部門構成

ビジョンを語る前に、そもそもKoike lab.って何屋?を整理しておきたいと思います。

基本的には
・農業部門(Agri dep.
・写真部門(Photo dep.
・その他或は両方部門(Koike lab.
の三本です。

農業部門は主に夫:稔のやりたいことです。そこに経営的に嫁が口を出しています。←
写真部門は主に嫁:菜摘のやりたいことです。そこに常識的に夫が口を出しています。←
その他或は両方部門は、主に嫁:菜摘が写真以外でやりたいことと、そして上記のリソースをつかって出来ることをやっていく部門です。ここはほとんど嫁:菜摘の独断で進んでいます。

細分化すると
①農産物生産事業(Agri dep.) 2014年〜
②農産物加工事業=きまぐれ工房(Agri dep.) 2018年〜
③農産物営業販売事業(Koike lab.) 2017年〜
④カメラマン事業(Photo dep.) 2012年〜
⑤写真家事業(Photo dep.)2012年〜
⑥恵那山麓事業(Koike lab.) 2017年〜
⑦FP事業(Koike lab.)2017年〜
という感じです。

これ以上増やすつもりも減らすつもりも今のところないので統合・効率化はあれどこの構成が続いて行く予定です。どれを欠いても、不満だからです。

テーマでAgri dep.Photo dep.は語られていますが、その他部門についてはテーマとしてうまく言語化できないでいます。
生活のためには前者だけで良いわけですが、それらを理想の形で実現するための持続可能性を模索するための、後者という位置づけです。

 

そもそも、嫁:菜摘自体が自分や家族のためだけに仕事をする、ということができません。死生観と、長く自分や家族のためだけに仕事をして稼いでいるひとたちの中で生きて来たおかげで疲れてしまった、というところが要因になっていると思います。(決して稼ぐ力のあるひとたちを否定する意図はありません。むしろ尊敬しています)
とにかく、お金のためだけ、では自分のなかでの動機付けにはならない、病気です。死生観は語ると長いので省略しますが、自分は死ぬので必要以上のお金はいらないです、という感覚です。
なので本業(?)で生活たてるだけの能力もないのに、他の事に手を出すなんてと思う自分もいる一方、本業を続けるために、まず達成しなければならない目標があります。

それは、愛する恵那山麓(恵那市/中津川市)ができるだけ長く・豊かに人の住める場所になること。

 

消滅可能性都市

「消滅可能性都市」とは、日本創世会議が2014年に指摘した、2040年の推計人口において、20-39歳の女性が2010年比50%以下になった上に、全体の人口が1万人を切る都市のことだそう。
20-39歳の女性からうまれる子どもが全体の9割であり、若者の大都市圏への流出がとまらない、という前提で計算されたもので、わたしはこの存在を2016年に知りました。

野村総合研究所の増田さんという方がつくられた資料がわかりやすいので、ご興味在る方はどうぞ。

で、その日本創世会議が発表した”全国市区町村別「20~39歳女性」の将来推計人口“によると

恵那市 5,142人(2010年)→2,561人(2040年推計) ▲50.2%
全体人口36,150人(2040年推計)
中津川市 8,142人(2010年)→4,198人(2040年推計) ▲48.4%
全体人口54,961人(2040年推計)

つまり、中津川市はセーフで、恵那市は該当はしないもののイエローカードってところ。
ちなみに私の生まれた大阪府茨木市はどうなのかと見てみると

茨木市 38,680人(2010年)→28,294人(2040年推計) ▲27.8%
全体人口257,142人(2040年推計)

全国的な人口減少は事実としてそこにあるけれど、程度問題としては差が大きく開いている。
それらは感覚として既にわたしたちのなかにあるけれど、実感として得られたのはこれがはじめてでした。

2040年といえば、ムスメは24歳。私は54歳。
現状でも「同世代の女性が少ないなあ」と感じる日々なのに、ムスメの時代にはそれが半分以下になるということ。そんなの、もう絶滅危惧種みたいなものなんだろうなあと思うのです。

友だちは都会に出てしまっていない。
少数派としての子育て世代に対する施策は、選挙のことだけを考えていたら期待薄。

ムスメが、ふるさとを、見限る日が来るのかもしれない。
わたしだってまだまだ元気なその時に、可能性としての”消滅”があり得るとしたら。
黙ってやりすごしてはいけないような、気がするのです。

 

2050年も、2100年も続けたい、Koike lab.の事業

さて、脱線しましたがKoike lab.はつらつらと述べた上記の理由から、絶対的に利益を追求するような組織にはなりえません。
家族経営、の形態をとる必要性もどこにもないでしょう。
仲間を探しながら、次の世代に渡して行きたいものばかり。わたしたちの課題は、誰かの課題でもあるはずだと思っています。

ここで、現状の各事業について簡単に言語化しておきたいと思います。

①農産物生産事業(Agri dep.) 2014年〜

その名の通り、農産物を生産します。
小池家は夫:稔で3代目になる農家ですが、かつてはキクゴボウも積極的に作るなど、精力的に農業をしていた農地があります。

祖父は里芋・さつまいも・落花生を主力としていて、それを引き継いだ形。
主な取扱農産物は
・里芋(土垂)
・さつまいも(べにあずま)
・落花生(なかてゆたか)
・じゃがいも(きたあかり)
・玉ねぎ(OK)
・にんにく(不明)
・米(コシヒカリ)
で、他にもちょっと立派な家庭菜園レベルでねぎ、ごぼう、長芋、白菜、大根、カブ、スナップエンドウ、ほうれん草、いちご、キウイ、チンゲンサイ、水菜、サラダ菜、菜の花、トマト、茄子、ピーマン、唐辛子、、を作っています。

夢は、農業という営みそのものに価値を感じてもらえる世の中をつくることです。

②農産物加工事業=きまぐれ工房(Agri dep.) 2018年〜

昨年7月に菓子製造/惣菜製造の営業許可を取得、9月から本稼働したきまぐれ工房。
農業の六次産業化が叫ばれて久しい現代で、当然の成り行きではじまりました。

2014年1月に中津川に引っ越してきてからというもの、その農業と共に暮らす生活の中で、嫁:菜摘の関西魂が火がつきます。
どんだけ…捨てる…ねん…
価格のつかない規格外や、傷ものは、商品価値がありません。
もちろん自家消費もするのですが、3トン5トンとつくっているうちのそれらは、とてつもなく大量です。

食べきれなければ捨てる。

その現実は夫婦共通の認識として「もったいない」で完全一致。
夫:稔は地元の菓子店恵那川上屋の焼き菓子部門で修行させていただき、製菓衛生師を取得しています。

野菜廃棄を1gでも減らす、が主目的の事業で、夢は「恵那山麓の一次産業によるフードロスゼロ」です。

③農産物営業販売事業(Koike lab.) 2017年〜

祖父の代までは、市場出荷でほとんどの収入を得ていました、が、
さつまいも(べにあずま)は1kgで45円〜よくて80円平均60円くらい。
里芋(土垂)は1kgで90円〜よくて300円平均150円くらい。

それぞれ3トンつくったとしてもさつまいもで24万円、里芋で90万円が限界です。
(もちろん価格が大幅に上昇することもありますが、ごくごく稀です)

そして、3トンつくるって簡単に言うけど、めっちゃめちゃ大変です。
落花生全力でつくっても年収150万円とかになっちゃいます。
ちょっと、つらく、ないですか。

というわけで、嫁が勝手にタケノコを売るところからはじまった仲卸事業のようなものがこちらです。
わたしたちが暮らしていけるだけのお金を頂きたいけれど、お客様にとってはオトクでありつづけたい。という思いで直接販売/委託販売をさせていただいています。
ゆくゆくは恵那山麓の農家がみんな潤うシステムをつくるのが夢です。

④カメラマン事業(Photo dep.) 2012年〜

先述の通り

写真は、それそのものを多く確実に残して行く記録性を重要視する点はもちろんですが、ひとりでも多くのひとの人生の付加価値になることを目指しています。「しあわせ」とか「笑顔」とかではなく「付加価値」なのは、人それぞれの価値観の中で、それぞれを肯定するために選んだ言葉です。しあわせになりたいから生きてる、ってひとも。笑顔になりたいから生きてる、ってひとも。お金持ちになりたいから生きてる、ってひとも。美しく死にたいから生きてる、ってひとも。色んな価値観にとっての付加価値になる写真を生み出します、という決意です。

のうちの、商業的な部分を担う部門です。
主に
・ストーリー撮影(製品ができあがるまでを伝える写真)
・プロフィール撮影(人物のひととなりを伝える写真)
を得意としていて、ひとをはじめとする生命の周りに在る写真を撮るのには自信があります。

夢は、岐阜県のカメラマンといえば小池菜摘、と一般的に認識されるようになることです。

堀養蜂園

⑤写真家事業(Photo dep.)2012年〜

一番はじめに事業としてはじめたのはこれでした。
所謂写真の作家。表現として写真というツールを選んで挑む、アートを突き詰める部門です。
作家として食って行く、ということが難しかったのでカメラマンをはじめた、というのが本当のところです。

写真誌Nartを販売するなど、一部マネタイズはなされていますが
基本的にまだまだな部門です。

ポートレイトシリーズの「衆生性得」を主として撮っています。
仏教用語で”ひとがうまれながらにして持っているもの”という意味のタイトルをつけていて、ひとりの人を何度も撮っていくうちに、前回撮影からの差異を変化として定義して排除していくというプロセスを繰り返して真理に辿り着かんとしています。
被写体を「ハニーちゃん」と呼んでいますが、相思相愛を目指しているためです。

夢は、小池菜摘の作品を買い求めるひとが耐えない作家になることです。

honey : かね子はる

⑥恵那山麓事業(Koike lab.) 2017年〜

・NPO法人えなここ
・おへそストアー
Enasanroku JAPAN
・たべとるマルシェ

はこの部門になってきますが、恵那山麓を消滅可能性都市しにしないために、今わたしたちにできることを探しては、見つけては、挑んでいく部門です。
今年から、オンライン/オフラインサロンをはじめます。

夢は、恵那市・中津川市の住民全員に「ここにはなにもない」と言わせない状態をつくることです。

⑦FP事業(Koike lab.)2017年〜

そうそう、Koike lab.は夫婦そろって証券会社出身です。
ふたりとも日本株式のトレーダーを2年、機関投資家営業を1年経験しています。

マネーリテラシー高めなのは活かしていきたいと思い、細々と需要に応じて動いている事業です。
今はゆるやかな稼働ですが、目指すところの「豊かさ」にこの事業は必須だと思っています。
いずれは自主的な企画なども含め、動いて行きたいと思っています。

将来のお金が不安のせいで今を犠牲にするひとをひとりでも減らすことが目的です。

photo by 大森忠明

 

終わりに

長くなっちゃってまあ…ですが…
Koike lab.はこんなことを思って活動をしていますので、一部でも共感して頂ける方は是非、仲間になってください。

いつでも、どんなことでも、ご連絡をお待ちしています!

 

 

連絡先

Koike lab. -creative office-
岐阜県中津川市千旦林1568-45

小池 菜摘
080-4143-2424
natsumi@koike-lab.com
友だち追加

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