工房1周年!「もったいない工房」に改名します!

2018年7月26日に営業許可を取得した、Koike lab.の「きまぐれ工房」。

はじめてお披露目したのは9月12日の清水屋春日井店での恵みの国マルシェ、でした。

 

大体10個ずつつくって、ドキドキしながら販売して。

 

一緒に出店していただいた方にも助けていただきながらなんとか完売した初回。

堀養蜂園の堀さん、ほんとうにありがとうございます!

 

季節にあわせていろいろとリリースしていきながら試行錯誤。

まったく売れなくて帰りの車で泣き腫らしたこともありました。

 

ほんとうにすこしずつ、すこしずつ、わたしたちの考えや夢が人づてにつたわって

理解していただけたり、応援していただけたり、してきました。

 

野菜は、いのちそのものです。

野菜を販売する心は、天から授かった命をきれいにして差し上げて、わたしたちの暮らしの糧になる。
そういうイメージです。

天から授かったものだし、たいせつにお世話したから美味しいに決まってます。
そして、おそらく野菜は誰にとっても必要なものです。

だからお客様との心の対話は「この美味しさがこのお値段なら、うちの子を選んで頂けますか?」というようなもの。

まさにお嫁にいくような、そんな気持ちです。

 

ところが工房でつくる加工品は、ちょっと違います。

恵那山麓地域で出る規格外野菜の命を救う、絶対的な場所になりたいです。
応援してもらえませんか?

という気持ち。

昨年、はじめてほとんどさつまいもを棄てませんでした。
傷がはいってしまったものや、形のいびつなものは元々家で食べていましたが
何十kgとそういうものが出ます。
食べきれないものは放っておくことになって、やがて痛んで、結局棄てざるをえない。
そうやって畑の片隅に積み上げられた芋が、食べてももらえないのに翌年芽を出すのを、わたしは見ていられませんでした。
そして工房ができて、スイートポテトをつくって売りはじめました。

そしたら、棄てなくて済みました。
悲しいいのちを、確実に減らすことができました。

 

今年、はじめて恵那市の阿部農園さんから規格外トマトを仕入れました。


そうしてトマトとチーズのパンを作りました。

生地の水分はトマトのみ。

これがまた、すんごく美味しくて、好評でした。

 

 

世間では、農家が六次産業化に取り組む、となると
・収益化
が全面に出ます。

野菜を売っているだけでは差別化しにくい、というところもあるでしょう。

 

わたしたちが加工品を作ることで成し遂げたいことはあくまでも

せめてこの地域の農家が規格外野菜を棄てない環境を作りたい。

これのみだな、と1年やってみて改めて思っています。

 

わたしたちが瓶の惣菜を売っているのを見て、すでに何件かの農家さんから

「うちのでソースを作ってもらえないか?」

という問い合わせをいただいています。

 

今現在、この恵那山麓ではそういったニーズを受け容れる加工場が存在しません。
数時間車を走らせれば長野県に2軒あり、そちらに加工を依頼されている農家さんも多くおられます。
いずれも、その他の材料を指定できなかったり、国産かどうかも不明であったりと不安な点も多いそうです。

 

残念ながら今の工房は、菓子製造と惣菜製造の営業許可しか持っていません。

元々物置だったところを改装してつくった、ちいさなちいさな工房で、拡張性もありません。

もちろん、大きな工房を建てるだけのお金もありません。

 

そう、わたしたちは、地域の規格外野菜をまるごと受け容れて加工できるようなでっかい工房を作りたい。

そのために、先ずはうちの規格外野菜を収益化して、その工場を建てるお金を貯めたい。

 

そうしてはじめて1年間。
たくさんのひとに求めていただきました。
応援していただきました。

たくさん至らない点もあったと思います。
それでもそっと買い求めてはお友達にプレゼントしていただいたり、オススメしていただいたりして、なんとか続けてくることができました。

 

これだけ応援していただいて、もう「きまぐれ」とか言ってられません。

わたしたちの使命だなあ、と思っています。

 

もったいないいのちを、救う絶対的な場所になる。

そんな想いをこめて改めて「もったいない工房」を名乗りたいと思います。

 

ピカピカの子たちは市場でいくらでも買い手がつきます。

買い手のつかない、でもとっても美味しい子たちがあたらしい命を得られる場所にします。

(あ、あとはもっと評価されるべき、という意味で”もったいない”地域食材ともコラボしていきたいと思います)

 

1年でも1日でも早く、受け容れ体制を整えられるよう
応援していただけたら嬉しいです。

そしたらきっと、あなたのお腹もしあわせになるはずです。

 

まずは1周年、応援していただき本当にありがとうございます。

そして、これからもKoike lab.ともったいない工房を、どうぞよろしくお願いいたします。

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